大阪府のどんぶり じゃここうこどんぶり
大阪府泉佐野市や岸和田市で糠漬け用に栽培されている水なすを使った、泉州水なすという名の浅漬けが知られています。
昔から産地では水なすの古漬けをおいしく食べる知恵として、えびじゃこと炊き合わせる料理があります。
それが、じゃここうこです。
水なすの古漬けは市販されていないため、なすや大根などの古漬けでお試しください。
水なすはヘタを切って縦に6~8つに裂き、水に浸けます。
ときどき水を替え、数時間から一晩おいて塩出しをします。
鍋に酒、みりんを入れて火にかけ、煮立ててアルコール分をとばし、しょうゆ、だし汁、うま味調味料を加え、煮汁を作ります。
サッと洗ったえびじゃこを加え、煮立ったら中火で2~3分煮てからじゃこを取り出します。
水気をきった水なすを鍋に加えて10~15分煮ます。
やわらかくなったら、頭を除いたじゃこを入れ、しょうがを加えてサッと煮、火を止めて味を含ませます。
えびじゃこに限らず、頭と殻つきの小えびならばなんでも使えまし、さくらえびのように丸ごと食べられるものならば頭を取る必要はありません。
これで、じゃここうこの出来上がりです。
あったかいどんぶりご飯に、たっぷりとのせて、じゃここうこどんぶりの出来上がりです。
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