秋田県のどんぶり いぶり漬け丼
いぶり漬け(いぶりづけ)は、秋田県の主に内陸地方南部に伝わる漬物です。
「いぶりがっこ」という呼び名が一般に使われていますが、「いぶりがっこ」とは湯沢市雄勝地区(旧雄勝郡雄勝町)の漬物屋さんが売り出した、いぶり漬けの商標です。
秋田弁で漬物のことを「がっこ」とも呼ぶことから、その後「いぶりがっこ」として知られるようになったようです。
作り方は、大根を囲炉裏の上につるして燻製した、いぶり大根を作ることから始まります。
現在は、いぶり大根は10本、50本、100本単位で市販されています。
いぶり大根の表面をきれいにしてから、塩、米糠、赤唐辛子で漬け込みます。
燻製にする点を除けば沢庵漬けと似ています。
パリパリした独特の歯ごたえと香ばしいスモークの香りが特徴です。
適当に切って、暖かいどんぶり飯の上にのせて、いぶり漬けどんぶりの出来上がりです。
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